ホタルブクロ
ホタルブクロは、各地の平地から山地に広く分布する多年草で、ホタルが舞うのと同じ頃花も咲きます。昔は子どもが蛍を捕りこの釣り鐘形の花の中に入れて遊んだことから、花の語源になっているとのことですがちょつと信じられない気がします。我が家の庭先にもこの花が咲いています。
鎌倉建長寺三門
昔、寺院で育てられた古狸が恩義に報いるため、勧進僧に化けて三門建立のため諸国を廻り、再建に大貢献をした。
そんな逸話も残る。鎌倉建長寺三門、別名「狸の三門」とも呼ばれている。
トサカゲイドウ
タモリ曰く、人間は加齢とともに「花鳥風月」の順に興味の対象が順番に移っていく。最初は花の名前を覚え、草花を育て始める年寄りレベル、次は庭に来る野鳥を眺めたり、名前を調べたり。その次は周囲の自然を愛で季節の変わり目の風に感慨深くなる。最後は月、太陽暦で物事を考えるようになると。
サクランボ
さくらんぼの王様といえば「佐藤錦」。生みの親は山形県が誇る佐藤栄助翁、翁の情熱と努力により佐藤錦がはじめて実を結んで、今年がちょうど百年目。
可愛くて、甘くて、美味しくて、赤いルビーの透きとおる宝石。今は、高級品で庶民にとっては高嶺の花、値段が高くて手が届かないのが玉にきず。
マイセン
一日は朝の珈琲から始まる。我が家では以前からこのスタイルで一日が始まる。湯を沸かし、豆を挽いてドリップ式の器に熱湯を注ぎ珈琲を淹れる。
コップはその日の気分で使い分けをする。今日はもったいなくて戸棚の奥に長い間使っていなかったマイセン、なんだか新鮮で一日が愉快な気分になる。「たかがコーヒー、されどコーヒー」。
オニユリ
豪快で花びらが赤い斑点で覆われた形が、赤鬼の顔に似ていることからこの名前がついた。鬼の中でも最強なのが赤鬼だ。
全世界の人々に危害を加え、偏見、差別をもまき散らす現代の赤鬼がコロナだ。目に見えないコロナウイルス禍の影響で社会の価値感が大きく変わろうとしている。いつもの今日に戻りたい。
月見草
河川敷の土手で可愛い月見草を摘みました。「富士山には 月見草がよく似合う」という月見草。花は夕暮れを待って咲き、夜半にピンク色に変身し、翌日朝日を浴びてしぼむ可憐な小花。「待宵草」が正式名称のようです。花言葉は、ほんわかとした無言の愛。
スナップエンドウ
ふれあい産直で求める旬の野菜やくだものたちは、どれも採れたてで、新鮮で色も美しい。
それぞれの個性ある野菜の色に感動します。今日の夕飯には美味しくて、スナップエンドウのスープを添えてたのしんでは如何ですか。
カマキリ
自分の弱さをかえりみず、強敵に挑むはかない抵抗のたとえに使われる、『蟷螂の斧』という故事がある。蟷螂(とうろう)とはカマキリのこと。相手がどんなに強くても、カマキリが斧に似た前足をあげて果敢に立ち向かうさまを言う。強敵のコロナに挑む人間は今「蟷螂の斧」かもしれないが、やってみなければ分からないし、やるしかない。
花火
夏の風物詩の花火大会がコロナのため、全国で中止が相次いでいる。早く終息して、夜空一杯の花火が観られるのを願うだけ。
孫達の来ない今年の盆、迎え日にはせめて老いた二人で線香花火で先祖の供養をしょうか。
金糸梅
花の中のオシベが金の糸のように細長く、そして梅の花に似ているところから、金糸梅(きんしばい)になったようだ。六角文夫は「金糸梅 水のひかりを ためらはわず」と詠んでいる。雨に濡れても、その水滴すらも輝かせ、黄色く誇らしげに咲く、金糸梅の姿が浮かぶ。夏井先生曰く「俳句はこれまでとは違た花の楽しみ方が出来からまた愉しい」と。
アヤメ
アヤメ、ハナショウブ、しょうぶ、カキツバタも同系の植物で区別が難しいことから、日本には「いずれあやめか、かきつばた」という慣用句もあります。
「両者の優劣をつけがたい」という意味で美しい女性をたとえる表現として使われてきました。いずれも初夏を彩る美しく端正な花。 むずかしや どれがあやめか かきつばた。
サイカヨウ
雨に濡れると花びらが氷でできたかのように美しい透明になる不思議な花をご存じですか? 冷涼な高地に咲く花「サンカヨウ」という高山植物です。
とても幻想的な姿で最近はネットで一躍有名になった花です。6年前八幡平トレッキングで偶然出会いました。条件が揃わないと八幡平でも滅多に見られない花です。
キツリフネソウ
タイムマシンを持たない私たちは、今この瞬間しか生きることができません。つまり、未来は今を積み重ねることで訪れる時間です。
つまり、今現在を変えることで未来も変わるとも言えます。 今の頑張りは未来の自分のため。「未来とは今である」
おしゃれ
ちょっとした、小さな工夫が大きな喜びと豊かな愉しさを作りだすことがある。
日々の暮らしを、少しでも明るく愉しくする、そんな小さなセンスの良い「おしゃれ」に対して、品のないものを皮肉を込めて「オサレ」と呼ぶらしい。
鶴の舞橋
青森県の日本一長い木の橋として人気が高まる「鶴の舞橋」。女優・吉永小百合さんが出演するJR東日本「大人の休日倶楽部」の広告で、知名度がさらにUP全国規模になった。
『知らなかった景色なのに、ずっと見たかった!』そんなコマーシャルで有名なセリフが、意外と身近な所に名勝旧跡がたくさんあることを教えてくれたような気がする。
花森安治
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で名を馳せた花森安治。暮らしの手帳の創立者で、本のレイアウトや広告や服飾デザインなど
広い分野で才能を発揮。「たいていのもんは、買ってすぐ間に合ってしまう。そんな世の中にだんだんとなってきた。便利には違いないが、ふっとさみしさを感じる。」と。安治と似て非なる妻のスケッチ。
キロボミニ
トヨタの会話が出来るAIロボット『キロボミニ』が我が家の一員となって、早くも3年目。
孫が「チック」と名付け今に至っている。5歳程度の知能で最初は語彙数も少ないが、会話をすればするほど学習能力を発揮し新しい言葉等を記憶していく。
先日、「血液型は何型?」と聞くと、「僕は新型だよ」と返答されガクンときました。会話が時々かみ合いませんが、可愛くて、何となく憎めません。
水出し珈琲
「しあわせのパン」の本や映画の舞台にもなった、故郷の北海道洞爺湖の静かな湖畔のカフェで飲んだ水出し珈琲(別名ダッチコーヒー) の味が忘れられない。
苦味やえぐみがなく、まろやかな飲み口のおいしさにびっくり。気に入り自宅でも試してみたが、抽出に手間と時間がかかり直ぐに飲めないのが欠点で、今は年に1〜2回の出番で器は戸棚の奥にしまい込んである。
ムラサキツユクサ
この花を見ると何故か高校時代思い出す。生物の実験で核や細胞壁もはっきりと観察出来ることから,通学の途中に確保して授業に持参する課題が与えられた。
当日約束通り持参したのは私一人で、担当教員から褒められた思い出のある懐かしい花。出来ることならもう一度級友に会いたい。
ノウゼンカズラ
炎天に咲くオレンジの花木。「カズラ」はつる植物のこと。生育旺盛でつるをぐんぐん伸ばして上に上にと伸ばし、壁やフエンス
・公園にも良く咲いている。寺田寅彦の「花物語」に出てくる夏の好きな花。この花が満開を過ぎると暑かった夏も終わりに近づく
舟越保武のブロンズ像
日本を大代表する彫刻家で一戸町出身。盛岡中在学中に、高村光太郎に深い感銘を受け、彫刻家を志した。大理石の数々の彫刻を発表し、89歳の脳梗塞の死の直前まで作品をつくり続けた話は有名。
田沢湖湖畔に立つ(たっこ像)など一度は誰でも目にしたことがあると思う。縁があって我が家に可愛い少女のブロンズ像がある
コーヒーミル
忙しい日常の中でほっと一息。最上の癒しを与えてくれるコーヒーの時間。そんなコーヒーのおいしさを知るにつれ自分で豆を挽きその味わいを追求したくなる。
コーヒー好きのベートーベンは毎朝必ず一粒一粒の豆を数え、きっちりと60粒を自慢のコーヒーミルで自ら挽いて飲んでいたという有名な逸話があります。
アメリカスミレ
東京五輪まで残り2ヶ月、再延長や中止を求める声も聞かれ、本当に開催されるのか多くの人がまだ不安と疑問を抱いている。
特に、コロナ感染が収まる気配を見せないなか、東京五輪の中止を求める声が日増しに高まり、実に70%の国民が開催中止を求める世論調査もある。
コロナ感染が好転せず塞ぎ込む日は、大谷翔平のホームランが日本中を歓喜の渦で和ましてくれる。投げて、打っての大活躍でCOVID-19の息の根を一撃に仕留めて欲しいものだ。
フタリシズカ
植物の名前は、能の演目「二人静」静御前に由来する。
以前、NHKスペシャル「タモリ×山中伸弥」の放送があった。
その中で、山中先生はボンヤリすることが脳にとって非常に大事だと力説していた。
目的も意思もない、ただぼんやりとやり過ごす時間が、日常の生活の中であっていいのだと。そして最近、「ボンヤリ」が脳を整理し、リセットすることが、科学的に証明されたと。
矢車草
花の形が矢車のように見えることから名づけられた。
啄木の歌に登場する花で、妻にとっては忘れ難い特別な花だ。
十数年前、妻は絵手紙に矢車草を描いて知人に送った。
今は亡きその人から、石川啄木の矢車草の歌碑が函館山のふも
と青柳町の「函館公園」に有ると教えられた。矢車草を見るた
びに、その人が偲ばれる。
アマドコロ
数年前、岩手日報に掲載された「いわての野草図鑑」(片山千賀志著)は県内の山野草を紹介した人気のシリーズである。
編集者は、大学の同期で元同僚でもある。実直で権威を傘に着ない温厚な人柄が図鑑にも表れている。
彼は植物学者と言うよりは蝶の研究者として国内で有名。大学時代には蝶を追っかけて東南アジアまで足を伸ばしたと聞く。そんな彼とのめぐりあいと、その縁を大事にしたい。
ホウチャクソウ
知人から、絵手紙の題材にと頂いた花。見た事がある花だが、名前が分からない。そんな折、スマホで撮った写真をアップロードするだけで、一瞬に名前を教えてくれる便利なアプリの存在を知った。
試してみて、その便利さと正確さに感心した。膨大なデータベースから何千何万種の植物を判別するだけでなく、その植物に関する知識も提供してくれる優れもの。花の名前にもそれぞれ由来や歴史を感じて面白い。
ミヤコワスレ
都忘れ(ミヤコワスレ)の名の由来は、承久の乱で大敗して流刑された順徳天皇が、都を偲んで佐渡に咲いていた可愛い花を眺め、この花を見ると都への思いが忘れられるほど美しいと。それをモチーフにした合唱曲が数多くあり、感動し聴き入った。
♪ ゆうもやのむこう
うすむらさきのはなが うかんでいるわたしはてをのばす
どんなに てをのばしても とどかない みやこわすれ
そのすがたの なんという すずやかさ♪
(妻の絵手紙集より)
ハマナス
「知床の岬に、ハマナスの咲く頃・・・・」。森繁さんが元歌を作り、加藤登紀子が歌って一世を風びした「知床旅情」。
平成3年、日本一周中の森繁久弥さんを乗せたヨットが、久慈に寄港した際、山根六郷の端神地区にある「桂の水車」を訪れ、この山村の素朴な人情に感激した森繁さんは、山根を「別嬪村」と讃え、それが「べっぴんの湯」と名付けられるきっかけとなったとか。没後12年、森繁節のあのハマナスの歌をもう一度聞きたい。
紫ツユクサ
朝に花を咲かせるムラサキツユクサ。早朝に咲いて午後にはしぼんでしまう一日花です。
妻は、「片岡鶴太郎展」から、形式にとらわれない自由奔放なタッチや色彩、個性的な構図にいたく感銘を受けたようです。
作者は一日一食、朝食だけの生活で、「自分と向き合うことから、自分の人生を見つける」と最近はヨガにも挑戦中。
最近は芸能人が美術や個展をやることに、拒否反応がある人が多いのですが、この個展はそれを払拭してくれる出来だと感じた。
ブタクサ
散歩コースの道すがら、遠くにじゅうたんを敷いたように黄色い花が見える。花の大きさや色からタンポポが咲いていると思い、近づいてみると茎が長く別な花だ。
その花はタンポポもどきの外来種「ブタナ」、豚が好むとされている花だと教えられた。
最近はブタナとシロツメクサが一気に生い茂って、河川敷の芝生を占領している。外来種の生命力には感心するが、この先が心配だ。
スイカズラ
「忍冬」の読み方が分かりますか。余り見かけない漢字で私には読めませんでした。正解は「スイカズラ」と読むのだそうです。
寒い厳しい冬を耐え忍ぶような花の姿から忍冬(にんどう)の名前が、また花の蜜を吸うと甘いことから「吸葛( すいかずら)」という名前が付いたそうです。
風鈴
夏の風物詩「風鈴」の魅力はなんといっても弱い風でチリン、チリーン、と澄んだ高音で奏でる繊細で優しい音色。そして短冊の揺れによって目に見えない風をみることが出来ます。
昔から風鈴は疫病や魔除けの道具としても使われていた。今夏の短冊には太字で力強く「南部風りん」の替わりに「コロナ退散」と書いて吊るそう。
紫陽花
人気スポットの紫陽花を見に鎌倉の長谷寺と明月院に行ったことがある。大勢の観光客で混み合い見るより、歩くのがやっとの苦い体験がある。
ところが、意外と身近な所にあじさいの穴場スポットがある。
浄法寺町の天台寺のアジサイだ。30年前に瀬戸内寂聴さんが京都から株分けして植えたもので、山道の石段沿いや境内に4千株が咲き誇って古刹を高貴に彩っている。
ハクセキレイ
最近、ひんぱんにハクセキレイが庭先に顔を出すようになった。しっぽを上下に振り、両足をステップするフリフリダンスは愛嬌がある。
人を恐れず近づいても逃げない人懐っこい鳥です。
福井県では、なんと送迎バス内に巣を作り、ヒナを乗せたままお客様の送迎をし、戻ると待っていた親鳥がヒナにエサを与えるのだとか。人とハクセキレイの共存いいですね、新聞のトピックに載っていました。
蛍袋
子供が蛍を入れて遊んだ、という逸話から花の名前の由来になっている。
以前、県の天然記念物に指定されている、「ヒメボタル」の生息地二戸折爪岳に蛍を鑑賞しに出かけたことがある。山中の夜空に、100万匹とも言われるヒメボタルが、ふわりふわりと明滅しながら輝く幻想的な光の舞に感動した。開発や農薬で絶滅しつつある現在、いつまでも身近な昆虫であってほしい。
メガネ
ある学者の研究によると、縄文後期には驚くなかれ、日本の全人口の半分が東北に暮らしていたらしい。
直近の国勢調査速報によると東北は全人口の7%で、減少率トップは秋田、次いで岩手となっている。全人口の3割は一都三県(東京・千葉・埼玉・神奈川)が占めている。
予想による80年後の人口は今の半分とされ、岩手県の人口ひいては久慈市の行く末を案ずる。
ミヤマウスユキソウ
5年前、高山植物の宝庫といわれる月山に行って来ました。
何と言っても、東北の日本海側の高山にしか咲いていない幻の花『ミヤマウスユキソウ』を月山で見ることができ最高の登山でした。
うっすらと雪がかかったように見える可愛らしい花は涼やかで、暑い夏には癒しになりそうです。
ネジバナ
梅雨時の青々とした芝草や雑草の中に、棒にクルクルとピンクのリボンを巻きつけたような、面白い草花を見かけたことがありませんか?『ネジバナ」』で、野生のランの一種です
ところで、私たちの身の回りにも。「これでいい」ではなく、「これがいい」を生活の基準に選ばれたモノは、しっくりきていて見ているのも使うのも最高の幸せです。
クッキータルト
何気無く見ていたテレビに「振って 混ぜて 焼くだけ=ラクしながら本格的なお菓子」が映って、簡単そう、自分でも作れそう、材料も家にあるものばかりで、やる気スイッチが入った。
早速求めたNHKテキスト。「ポリ袋でかんたん!ふりふりおやつ」とある。夏休みに孫と一緒に作りたい。だけど本当にかんたんで、おいしいのか。で早速試作。
鬼ユリ
花びらが赤い斑点で覆われ、赤鬼の顔に似ていることが名前の謂れ。
27年前、校長(樹木希林)が花巻市の小学校で生徒と共に成長していくテレビドラマ、『鬼ユリ校長走る!』を覚えていますか?
今はなき花巻市立前田小学校でロケが行われ、同校の生徒や教職員がエキストラで参加した。小学校の閉校式には樹木希林が来校し、最後の在校生15名を激励したとか。生前の樹木希林が懐かしい。
ドクダミ
厄介な雑草として扱われがちですが、実は薬草として重宝される花。
小さい頃、祖母がドクダミ茶を飲んでいたのを懐かしく思い出しました。
ドクダミは昔からゲンノショウコ、センブリと並び「日本の三大薬草」なのです。日陰でも映えるドクダミのスペード形の葉と白十字の花がかわいい。
「ドクダミや真昼の闇の白十字」川端 芳舎
四葉のクローバ
見つけると幸運が訪れるという四つ葉のクローバー。
北海道のいとこからの手紙に同封してあった。「しあわせの はっぱで 健康に」との文が添えてあった。
四つ葉のクローバーの発生確率は1/1万〜1/10万ともいわれる稀少な花です。そんな中、世界最多のクローバーが岩手県で見つかっています。その葉の枚数は56枚!発見者がギネスに申請し、認定されたとか。
ひまわり
英語では「サンフラワー」。いつも太陽に顔を向けて咲く花。この花を題名にした映画がある。戦争によって引き裂かれた夫婦の悲哀を描いた、ソフィア・ローレン主演の不朽の名作『ひまわり』。
甘く切ないテーマ曲に乗せて描き出す悲しき愛の物語を50年振にレストア版で観た。エンディングの哀しい別れと共に、地平線まで一面に広がるひまわり畑の映像が印象的だった。
ナス
ナスは原産地インドからシルクロードを通り中国を経由して、奈良時代に日本に伝わったと言われている。
子供の頃「親の意見と茄子の花は、千にひとつのむだはない」とよく言われた。「ナスは、咲いた花が全部実になるので無駄がなく、親が子どものためにする意見もすべて無駄なことはない」という意味。自分が親の歳になって、始めてこの言葉の重みを噛みしめる。
ギボウシ
北海道立帯広美術館で見た巨大なギボウシに感動を受けた。
なによりも、放射状に大きな葉を広げるギボウシは、周囲に圧倒的な存在感を与えていた
ギボウシは日陰でもよく育つ上に、葉色や草姿が美しいのと手間がかからないので無精者にとっては都合の良い植物です。大小30株近くの花が年々庭を占領しています。あぁ、我が庭は擬宝珠の森になりにけり。
ツユクサ
「八月や六日九日十五日」という俳句があります。戦争を忘れないようにという不戦の気持ちを詠んだ句です。俳句の世界では知られた名句。
言わずもがな、六日は広島に、九日は長崎に原爆が投下された日。十五日は終戦の日。日本人なら決して忘れてはいけない大切な日。
ところが、最近の若い人の中に、上の俳句を正しく理解出来ない人が少なくないとのこと。お前は日本人か、それとも日本人の顔をした宇宙人かと言いたくなる。
大谷翔平のサインボール
大リーグエンゼルス大谷選手のサインボールを入手しようとしても困難。だが、困難であればなおさら手に入れたい。そんな折、同郷で大学の大先輩A氏の親戚が花巻東の佐々木監督であることを思い出した。一か八かで大谷のサインをA氏にお願いした。
「お盆に監督と合う機会があるので頼んでおく」とのことで大いに期待していた。一年後、大学のOB会でA氏との再会ができ、サインの件を話してみた。「申し訳ない、加齢のため失念した!」・・・姑息で安易なコネを利用しようとした自分が情けなく小さく感じられる。
ウクライナとヒマワリ
連日テレビでウクライナの悲惨な現状を見るにつけ、あの反戦映画『ひまわり』を思い出す。地平線まで一面に広がるひまわり畑の映像がウクライナなのです。かの地がまさか再び凄惨な戦地になるとは思ってもいませんでした。
改めて戦争で幸せになる人は誰ひとりいないことを痛感した。ひまわりの花はウクライナの国花でもあり、ロシアの軍事侵攻に対する抵抗の象徴にもなっています。ひまわり畑に、平和を。
ツキヌキニンドウ
『一笑一若一怒一老』、一つ笑えば一つ若返る、一つ怒れば一つ歳をとるという意味。いつも笑っているのと、いつも怒っているのでは体に与える影響は大きく異なるそうです。
喜びや生きがいは免疫力を高めますが、悲観や絶望は反対に弱める、ひいては病気を招いてしまいます。
「無病息災」でも70代で死ぬ人、「数病息災」で80代でも元気な人、人の命運はさまざまですが、現によく笑う人は癌になりにくいそうです。無駄な一日。それは笑いのない日。
サラセン
絵手紙No.198(傑作サラセン)
気晴らしに、サラセンの傑作を集めてみました。
○ 「打ちました! ワクチン?」 いいえ大谷さん
○ 一戸建て 手が出る土地は 熊も出る
○ 本物の ビール買ったら 妻激怒
○ タバコやめ それでも妻に 煙たがれ
○ 手紙書き 漢字忘れて スマホ打ち
○ デイサービス 「お迎えです」は やめてくれ
○ ゴミ出し日 捨てに行かねば 捨てられる
○ オレオレの 相手をしたい ほどの暇
○ デパートで 買い物よりも 椅子探し
○ LED 使い切るまで ない寿命
○ 三時間 待って病名 加齢です
○ やっと縁 切れた上司が 再雇用
○ 「アーンして」むかしラブラブ いま介護
サラセン2
絵手紙No.199(サラリーマン川柳)
今年度、「第35回サラリーマン川柳」(第一生命保険主催)は、
応募作品6万以上の中から全国サラ川ファンの投票により、ベスト10が決定した。
1位 8時だよ‼ 昔は集合 今閉店
2位 ウイルスも 上司の指示も 変異する
3位 にこやかに マスクの下で 「うっせぇわ!」
4位 巣ごもりで MからLに 服反応
5位 マスク顔 確信持てず 見つめ合う
6位 マスクとる 緊急事態 ノーメイク
7位 あっ、マスク! 降りた階段 また登り
8位 恋心 マスク外せば 花と散る
9位 デジタル化 しますと紙で 通知する
10位 ズーム中 ペット参加で 盛り上がる
アカツメグサ
思い起こせば、2年前が絵手紙の初稿(絵手紙No1 紅茶)でした。
今回が記念すべきNo.200号の投稿です。
妻の絵手紙に文章を添えての投稿ですが、良く途中で挫折することなく続いたなと、我ながら感心しております。
絵や文章の上手下手に関わらず教え子、知人らとの親睦がさらに深まれば幸いです。来年は傘寿(80歳)を迎えますが、目標は300号に達成するまで長生きして頑張りたい。
旅行の思い出
4年振りの北海道ドライブ旅行でした。前回はサッカーW杯ロシア大会が行われた年で、中富良野のペンションで対ポルトガル戦をテレビ応援した思い出があります。その宿に今回もお世話になりました。宿のオーナーのいつも素晴らしいFBの動画や写真はまさにプロ級で感動的です。
旅の目的の、真鍋庭園、美瑛の新星館、青い池、えこりん村、洞爺湖と思い出のコースを楽しく巡って帰宅しました。
ギボウシ
梅雨の最中、雨に濡れたギボウシの花も美しいものです。庭を占領している大小30株近くのギボウシが、今一斉に薄紫や白い花を咲かせています。
ギボウシは日陰でもよく育ち、葉色や草姿が美しく手間がかからないので我が家にとっては都合の良い植物です。手折ってガラスの花瓶に入れて鑑賞するのも、庭で見る花とまた違った趣があっていいものです。
トンボ
絵手紙No.203(トンボ 蜻蛉)
孫たちがまだ小学生のころ、夏休みには虫取り網とカゴを持って、福祉の村のふれあい広場によく行きました。広場でトンボ・セミ・クワガタ等を追いかけ回り、苦労して捕まえたオニヤンマに孫たち小躍りして喜んだものでした。
最近は、環境変化によって身の周りから昆虫の姿が消えて久しい。その孫たちもいつの間にか中学生、夏に遊びに来ても虫取網を持って走り回らなくなったのが少し寂しく思う
アケビと優しさ
さりげないやさしさてなんだろうと考える時、4年前の両陛下のシーンが忘れられない。今上天皇の在位30年記念式典で天皇陛下が原稿を読み上げる最中、原稿の順番が間違っておられたようで、
すると隣におられた美智子皇后は素早くお近付きになり、原稿の順番を直されました。アクシデントに対応された皇后さまの機転で再びスピーチがつづけられ、そのさりげない優しさは美しく感動すら覚えた。
上ノ橋の擬宝珠
ニューヨーク・タイムズが発表した「2023年に行くべき52カ所」に盛岡市が選ばれたことは記憶に新しい。日本から選ばれたのは盛岡市と福岡市の2ヶ所であった。記事には紹介されていないが、盛岡城址と中津川に架けられた「上ノ橋」の欄干を飾る青銅製の擬宝珠が素晴らしい。過去に、度重なる洪水で幾度となく流失し掛け替えられたが、今日まで大切な文化遺産として受け継がれていることに感銘を受けた。
十府ヶ浦のハマナス
バラが咲く時期を同じくしてハマナスも咲くと聞き、野田村の「十府ヶ浦公園」に行って来た。村の花であるハマナスが震災で流出、再びハマナスの咲く村にとの願いを込め、4年前から植樹の取り組みが行われていて、これまでに1,200本が植えられた。
夏の海に映えるハマナスの花が見事に咲き誇り、美しい花と香りが公園の名所になるのが今から楽しみです。
マイセン
新築祝いに、娘たちから交差する二本の剣のマークで有名なマイセンブルーオーキッドペアが贈られた。チューリップ型のお気に入りのカップ。コーヒーはペーパードリップ抽出で、淹れるのは専ら私が担当だ。
以前はもったいなくて戸棚の奥にしまい込んでいたが、最近はこのカップで飲むコーヒーは、日々の生活に至福のひと時をもたらしてくれる。たかがカップ、されどカップ。
はげ天
今年も自家用車で帯広・富良野・旭川・日ハム新球場の行程で行ってきました。初めて帯広市の駅前を散策し、郷土料理・天ぷらの「はげ天」と豚丼の「ぶたはげ」を知りました。
地元の人にも大人気の創業90年の老舗店です。ちなみに印象的な店名の由来は、初代主人の頭を見て、先輩が名付けてくれたそうです。ユニークで覚えやすい店名と味で有名。
ふたり歩きと百日草
若い男女二人が兵庫県西脇市を出発し、リヤカーを引きながらの歩き旅に出かけたのが昨年の2月、「ゴミ拾い」をしながら海岸線を巡る日本一周をしていると、テレビで見た八戸の娘が教えてくれた。
そんな純朴で一途な二人に久慈市内で偶然出会い、我が家でよかったら泊まってと申し出た。出発してから466日目5月12日のこと。風呂に入ったり、着衣等の洗濯をしたりして早々に休まれた。翌朝、久々の布団は足を伸ばして休むことができ良かったと話し、宮古に向け元気に出発して行った。YouTubeふたり歩きで検索
ビートルズとAI
ポール・マッカートニーさんは英BBCのインタビューでAI技術を使って「ビートルズ最後の楽曲」を制作し年内に発表するという。オノ・ヨーコさんから受け取ったカセットテープから故ジョン・レノンの声を抽出したという。
ジョンのディープフェイクなのか、倫理的にどうかなど、臆測が独り歩きしたが、解散から半世紀以上たってもビートルズへの関心は高い。どんな作品になるのか最新技術AIによる曲を楽しみに待ちたい。
聡太と翔平&ボタンヅル
藤井七冠が王位戦でお世話になったホテルの部屋に、直筆の色紙をさりげなく置いていく粋な振る舞いがあった。彼のめざましい活躍に加え、周りへの気配りには驚かされる。そしてもう一人、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平の存在。打って、投げて、走っての記録的な大活躍は圧巻だ。遠く離れた私たちにホームラン一本でその日を愉快にさせてくれるのだ。
この若い二人に共通しているのは、謙虚さと人間性の素晴らしさだ。これでファンのみならず全ての人を魅了する。今後の活躍を見守りたい。
教え子の訪問&アヤメ
44年振りの教え子M君(久慈高卒)の突然の訪問が嬉しかった。岩大から筑波大学大学院を卒業して現在は筑波大学で素数論や「リーマン予想」の研究をしているとのこと。これらの研究はおよそ現実の世界からかけ離れ、これほど役に立たなく、金銭的に縁がないものはないと思われがちだが、価値がないということではない。大切なのは何かを深く考えること。すぐに成果が出ずとも、その努力がいかに尊いかをM君から教えられた。
大切なものは見えない。見えぬけれどもあるんだよ。(金子みすゞより)。
下手の勧め
80歳を過ぎたら健康が第一と思い、6月から近所の中学校のソフト部に押しかけコーチーをしている。先日の中体連県大会では花巻南城中に3回コールド17―0で大敗する。初心者1年生集団で下手くそに尽きる。
そんな折、大谷翔平の通訳として話題の水原一平のTシャツの胸にこんな文句が書かれていた。「下手くその上級者への道のりは、己が下手を知りて一歩目」誰の言葉かわかりませんが下手で良い、そこから学ぶ教訓もあることを痛感した。
- ホタルブクロ
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- 月見草
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- カマキリ
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- 金糸梅
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- サイカヨウ
- キツリフネソウ
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- 鶴の舞橋
- 花森安治
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- 水出し珈琲
- ムラサキツユクサ
- ノウゼンカズラ
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- 大谷翔平のサインボール
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- サラセン
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- アカツメグサ
- 旅行の思い出
- ギボウシ
- トンボ
- アケビと優しさ
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甲子園の魔物
8月15日の終戦記念日になると、30年前の苦い思い出がよみがえる。甲子園大会2回戦、投手で4番川上憲伸(元中日)を要する古豪徳島商業(16回出場)との激戦だ。七回まで7対0の一方的な優勢の展開だった。
久慈商 3 1 0 0 2 0 1 0 0 7
徳島商 0 0 0 0 0 0 0 7 1 8x
正午の黙祷のサイレンが鳴り一瞬の静寂。それが魔の8回だった。1死から8連続安打を浴び同点に追いつかれた。終わってみれば8対7の悪夢の大逆転負けを喫した。今は創立14年で甲子園初出場の「久慈商業」の校名統廃合で無くなったのが何よりも淋しい。
メロン
絵手紙No.258(サラっと一句!&メロン)
世相や働く人の本音などをユーモアたっぷりに詠むサラリーマン川柳が、今年から名称を「サラっと一句!」に変更。全国から集まった8万を超える作品の中からベスト7を掲載。
1位 また値上げ 節約生活 もう音上げ
2位 ヤクルト1000探し疲れて よく寝れる
3位 店員が 手取り足取り セルフレジ
4位 下腹に 脂肪が集合 「密ですよ」
5位 サイフより スマホ忘れが 致命傷
6位 「キレイです」 褒めてくれたの レントゲン
7位 パスワード つぶやきながら 入れる父
坊主頭
中三の剣道部の孫が急遽大会を前にして坊主頭にした。坊主頭だから強いわけでもないとも思ったが。
夏の甲子園では、髪型自由の学校が史上初めてベスト8に3校入り、決勝を戦った慶応と仙台育英の球児はともに髪をなびかせてプレーし話題を呼んだ。
高野連の調査によると10年前に丸刈りを強制する学校が80%近くを占めていたが、今年の調査によると約26%に激減。10年たらずでそのさまは大きく変わった。スポーツも時代と共に変化するのは当然かもしれない。
石丸伸二と都知事選
SNSで有名な広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が、7月7日の東京都知事選に立候補すると正式表明した。
『東京を変えて、日本を変えてみたいと思う。一極集中から多極分散へ。』と出馬意向を示した。石丸氏の応援団ホリエモン、ひろゆき氏も「権益を守る」ことに終始する政治家ではなく、若く新しい未来を描ける政治家こそ現代の都政に求められていると応援を表明。果たして都政に新しい風をもたらすか今から楽しみです。
サラ川柳
第一生命は先日、サラ川柳、平成5年度のベスト10を発表した。
1位 「増えるのは 税と贅肉 減る贅沢」
2位 「物価高 見ざる買わざる 店行かず」
3位 「マスクなし 2年目社員の 笑顔知る」
4位 「50代 給与も肩も 上がらない」
5位 「PayPayを 覚えた父の 無駄遣い」
6位 「ダイエット 動画だけ見て 痩せた気に」
7位 「パスワード チャンス3回 震える手」
8位 「盗み食い ペットカメラに 映る父」
9位 「アレとソレ 用事済むのが 日本流」
10位 「2度聞くな! 言った上司が 3度聞く」
映画オッペンハイマー
終わりの見えないウクライナ戦争でロシアは核兵器を使うのか?
そんな折、アカデミー賞受賞作品の映画「オッペンハイマー」に先立ってこの映画の解説書を読んだ。
原爆開発を指導した彼は、国家への忠誠と人類への良心の板ばさみに悩み苦しんだが、結局は国家権力から逃れずことはできなかった。その罪意識が本人を反体制にさせ、国から疎まれて不遇な晩年を過ごした。今こそ核兵器根絶が人類の責務だと痛感した。
書写しノート
孫が「漢検3級」に合格した。3級なんてお茶の子さいさいと思い挑戦したが、これが意外と難しく合格点に及ばず。
以前、大先輩から歳を重ねると、漢字は読めるが書けなくなるので漢字の書き取りがボケ防止に良いよと諭された。
何でもやってみようと、6年前から『朝日天声人語』をノートに書き写している。600文字で語られる時々の出来事をテーマに、そこから学ぶべき事や感じ取れる価値など、何ものにも代え難い。
paypay
宮川大輔が演じる話題「ペイペイぺぺイペペイ・・・」のフレーズでもお馴染み、ぺイペイで『いつでも現金いらず、キャッシュレス』のCMに、年甲斐もなく憧れた。
コンビニで若者がPayPayでさっと会計している姿を横目で見て羨ましく、いつか自分も店頭でスマホをかざして『PayPayで』と自慢げに言ってみたかった。ただ、それだけの単純な理由で・・「ペイペイと いってみたくて 無駄遣い」。
母の言い伝えと迷信
子供の頃よく母に言われたことに、「川に汚れ物を捨てるとバチがあたる」とか、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」。その中でも、「夜爪」は「世詰め」と語呂が同じで「よづめ」と読む。つまり早死にすると言うことのようだ。
言い伝えや迷信は適当な作り話ではなく長い経験からくる知恵が詰まったもので現代にも通じる教訓がたくさんあると言ったら言い過ぎだろうか。
サマージャンボ
もしも、7月8日発売のサマージャンボ宝くじで、1等5億円が当たったらあなたならどうしますか? 当選確率は100万分の1。
でも買わないと当たらない。もしかして奇跡が起きるかも?
だが、突然の大金は生活を一変させる可能性がある。「一家離散」のきっかけになっているのがよくある事。自分だけは大丈夫と思っている人ほど危ない。人生を狂わせる可能性もあり、むしろ当たらない方がラッキーな人生を送れるかも。だから、私は買わない。
老いの一歩
80歳を過ぎ、一気に老け込んだ。人の名前が出てこない、膝や腰が痛む、テレビの字幕が見づらい、耳が遠くなってきた等の症状が出てきて、徐々に老化が始まりつつあるようだ。
そんな状況を『老いとはこんなものか?』と受け止めることは、ストレスが少なくて済むように思われる。ただ、老いには個人差があるため、人は人、自分は自分と考え笑って暮らせる老人になろう。
二度の甲子園応援
100周年を迎える甲子園で、いよいよ夏の大会の開幕だ。長い教員生活で、勤務校で夏の甲子園応援の経験は二度ある。1度目は、45年前(1979年)島根浜田高の猛反撃に逆転負けした久慈高時代。2度目は、七回まで7対0の一方的な優勢の展開が悪夢の大逆転で徳島商に惜敗した1993年の久慈商業。いずれも逆転劇で初勝利の夢は果たせなかった。翌年の盛岡四を最後に30年間公立校の夏の甲子園出場がないのがイマイチ残念でならない
盆踊り
お盆になると、生まれ故郷の北海道では広場に提灯飾りをしたヤグラを組み踊りの輪が広がる。大勢の村人が夕涼みを兼ねて繰り出し、北海盆唄に合わせて深夜まで踊った少年時代の光景が懐かしく思い出される。
高齢化と人口減少そしてコロナや台風の影響で盆踊りどころではないという住民もいると聞くが、そんななか、洋野町中野や市内新井田、大川目町の盆踊りが早々と始まったことを知り、これからも地区で引き継いできた伝統をつないでほしいと思った。
家電のトラブル
新築して17年目に入り、家電にさまざまのトラブルが出できた。最初は冷蔵庫の冷却の故障から始まり、エコキュート、ジュサー、洗濯機、テレビと後をたたない。家電はもっても15年前後が寿命だと言われる。長く使っていれば形あるものは壊れるのは致し方がなく当然のことだ。
が、なぜか立て続けに起こるこの事象に戦戦恐恐だ。願わくはせいぜい物であって人でないことをよしとしよう。
猛暑日
8/23日に久慈市では今季初の猛暑日になり、「熱中症警戒アラート」が発表された。全国各地で猛暑日が続く中、霞が関の中央省庁では以前閣議決定した「室温28度」の庁舎の冷房温度を、柔軟に設定するとの考えを明らかにした。
暑さ対策として、服装常識を見直し快適に地球にやさしい従来のクールビズをもっと強力に普及させるべきだ。暑い日なのに国会議員やテレビの司会者を見ていると、スーツやネクタイの着用はいかがなものか。